顔のカミソリ負け、原因と治し方は?

 

季節によって普段は服に隠れてしまう部位もある中で、顔はどうしても年中うぶ毛のケアが必要な部位の1つです。
ただでさえお肌のトラブルが起こりやすい顔という部位だけに、ヒゲやうぶ毛のケアも慎重に進めたいところですが・・・どうしてもカミソリ負けしてしまうことって、ありますよね。しかも一旦カミソリ負けしてしまうとしばらくはメイクも出来ない事があるのも辛いところです。

 

そこで今回は、この顔のカミソリ負けはどういう原因で起こり、治すにはどういったケアがベターなのかを紹介します♪

 

顔のヒゲ・うぶ毛処理は他の部位よりも頻繁!

カミソリ負けの治し方【顔】

先ほども紹介した通り、顔は身体の中で最も露出が多く、年がら年中服などで隠すわけにもいかない部位です。

 

それなのに・・・ヒゲやうぶ毛は「そんな事情知ったこっちゃない!」と言わんばかりにどんどん生えてくるんですよね。

 

そんなうぶ毛を処理するため、他の部位と比較しても何かと毛の処理をする機会も多めです。

 

男性の場合は個人差もありますが多くのケースでは「パヤパヤのうぶ毛」と言うよりは「硬くて太いヒゲ」ですから、その処理をする頻度たるやほぼ毎日という人も多いのではないでしょうか。

 

実は男女ともにこの処理をする頻度の高さも、カミソリ負けの一因になっているのです。

 

もともとカミソリで毛を剃るというのは肌をカミソリという刃物でひっかく事と同じなので、少なからず肌にダメージや負荷がかかります。

 

さらに、顔は他の部位に比べて皮膚が薄く出来ており、皮膚科などでも顔用にすこし成分を弱めたお薬が処方されるほどなんです。

 

そんな薄い顔の皮膚に、頻繁にカミソリを当てる・・・と想像すると、顔の皮膚に伝わるダメージが想像しやすいのではないでしょうか。

 

 

顔のカミソリ負け、原因は?

 

先ほどのカミソリを当てる回数の他にも、顔のカミソリ負けを起こす要因としては

 

  • カミソリが刃こぼれを起こしているなど、切れ味が悪くなっている
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  • そもそもカミソリを湿気の多いお風呂場などに保管している
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  • シェービングジェルやクリームを使っていない、または少ない、もしくは肌に合っていない
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  • 洗顔によって必要な皮脂までごっそり取れてしまっている
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  • 力を入れて逆剃りしてしまったり、ナナメにカミソリを下ろすなどの肌に大ダメージを与える剃り方をしている

 

などなど、様々な要因があります。

カミソリ負けの治し方【顔】

特にカミソリやシェービング剤などの使用するツールに原因がある場合もありますので注意したいところです。

 

シェービング剤はメンソールなどの清涼剤が入っているものは刺激が強かったりして肌に合わない人はトコトン合わず、カミソリ負けを起こしてしまいます。

 

カミソリも刃こぼれしていたり古くなってくると切れ味が悪くなり、余計に肌を傷つけてしまうので定期的に交換するなどの対策がマストなんです。

 

また、なかなか見落としがちなのが「カミソリの保管状態」。

 

湿気の多いお風呂場などに保管したままになっていたり、使った後に洗わないで保管しているとカミソリに雑菌が繁殖してしまいます!

 

そんな雑菌だらけのカミソリで、敏感な顔のお肌をスクラッチすると・・・想像しただけでもカミソリ負けの症状が出てしまいそうですね。

 

普段の顔剃りでカミソリ負けしてしまうという人は、これらの原因を一つひとつ見直してみると原因が分かるかもしれませんね。

 

 

応急処置は?

そして顔がカミソリ負けしてしまった時は、応急処置が大切です。

 

まずは顔を冷たい水で数回、やさしくすすぎます。これでカミソリ負けの炎症を少し抑え、かゆみやヒリヒリ・痛みを軽減することが出来ます。

 

よくスポーツ選手などが炎症を起こした時に冷却することで炎症のケアを行う「アイシング」と同じ仕組みですね。

 

次に、顔に保湿クリームなどを優しく塗っていきます。ただし、すでに出血していたり炎症が酷い場合には殺菌作用や抗炎症作用のあるお薬を塗るのが先決です。そこまで進行していない場合は、保湿クリームでまずは様子を見ましょう。

 

 

カミソリ負けをした時はメイクはNG

 

カミソリ負けで炎症を起こしてしまった場合、出来ることならメイクは避けましょう。
メイクの際に肌に余計に負担をかけてしまったり、細かいキズを増やしてしまうことにも繋がりかねません。

 

可能な限りケアをしただけの状態で、肌が落ち着くのを待ちましょう。

 

 

今後のケアには外用薬や洗顔で肌を整える

 

応急処置を済ませたら、次は今後のケアです。

 

洗顔でカミソリ負けしにくい肌に整え、保湿して乾燥から肌を守ることで肌の再生する力を引き出してあげることが大切です。

 

また、外用薬を使うのも選択肢の1つといえます。

 

ただし、自己判断で古い薬を使ってしまったり、身体用の薬を使うのはNGです。また、様々な兼ね合いからステロイド剤も自己判断で使うのは絶対に避けるようにしたいところです。 

 

出来る限り医師の診察の元、医師や薬剤師の判断したお薬を使えると安心です。

 

しかし、そうそう簡単に医療機関を受診出来る時間的な余裕が無いという人が多いのもまた事実です。

 

まずは洗顔を見直し、カミソリ負けしにくい肌に整えましょう。

 

 

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